以下は、SupplyOnサービスの問題解決者を通じてクレームレポート処理を行う際に関与する各プロセスステップについて説明します。
1.顧客は自社の内部システムでクレームレポートを生成し、それが自動的にSupplyOn Problem Solverに転送されます。
また、顧客は直接Problem Solverでクレームレポートを作成することもできます。
2.関連するサプライヤーの担当者に自動的に電子メール通知が送信されます。それぞれのバイヤーにProblem Solverと関連した全ての顧客責任者に送信します。
3.サプライヤーはメール内のリンクをクリックしてクレームレポートを開きます。また、Problem Solver内でクレームレポートを検索することも可能です。
4.サプライヤーは段階的に8Dレポートを作成し、顧客に送り返します。同じ問題についてすでに8Dレポートがある場合、サプライヤーはこの8Dレポートを参照することもできます。それ以外の場合、サプライヤーは非承認や非責任などの理由でクレームレポートを拒否することができます。
5.サプライヤーはプロセスのステータスを「サプライヤーによる完了」と設定します。
6.顧客が8Dレポートに満足していない場合、プロセスのステータスを「オープン」に戻します。
7.サプライヤーは問題を解決するための設定されたアクションを実施し、それらをProblem Solverに書類を作成します。さらに、D6対策の効果の検証も書類を作成します。
8.8Dレポートの処理中、サプライヤーは事前に定義された基準を使用してレポートを評価することができます。この機能が利用可能かどうか、および8Dレポートの評価が必要かどうかは顧客に決定されます。
9. 8Dレポートが完了するため、すべてな評価を完了に必要があります。
10.すべての関連するアクションが実施および検証された後、サプライヤーはプロセスのステータスを「サプライヤーによるクローズ」に設定します。
11.最終レビュー後、顧客はプロセスのステータスを「顧客によるクローズ」に設定します。改善がまだ必要な場合は、「オープン」のステータスに設定します。
詳細については、「Problem Solver for suppliers」のビデオチュートリアルをご覧ください。